ポーの一族初日観劇感想③明日海りおエドガー編

 

ポーの一族初日感想 明日海りおエドガー編

 

初演から3年、世の中も大きく変わり私は確実に歳を取りました😆(苦笑)

 

しかし、明日海さんのエドガーは全く変わらず子供時代は可愛いまま、バンパネラになってからは何とも言えない凄み、この世ならぬものでした。

 

といっても、声に艶が増し表現力も声量もアップ。身のこなしはシャープさを極め、明日海さんご自身は格段に進化しておられます。 

そして 明日海さん以外は全員ポーの一族は初めて。  

当然演じる相手が変わればお芝居も変わってくると思うのですが、そこはブレナイ明日海さんの演技が中心にあるので、アランの千葉さんとも、シーラの夢咲さんとも、男性出演者に囲まれても、作品自体の世界観は保たれたまま重厚さが増しました感じです。 

フィナーレが無いので明日海さんの本格ダンスを見ることはできませんが、劇中、エドガーの影たちと共にちょっとした振りがあるのですが、その振りやフォーメーションが皆さんカッコよくてハッとしました。 

その他、水車クルクルやお山座りも健在ですし、シャウトした歌もピンポイントでツボですよね。子供時代のクルクル増し増しヘアも可愛いですよ。

登場するだけで拍手が沸き起こるクライマックスの例の装置。

形は違いますが 今回もありますよ!

その時の明日海さんと千葉さんの美しさといったら… お楽しみに😃

 

 

明日海さんといえば舞台上と素のギャップが魅力ですよね。 

本日もカーテンコールのほんわかした雰囲気とはまるで別人のように、本編ではいかんなくその磨かれた舞台経験をいかし、本日の数々のトラブルにも動じず見事にエドガーを演じきりました。

 

「舞台上で起こったことにはオレが全て責任をとるというつもりで演っています。」という宝塚トップ時代の言葉を思い出しジーン😭 

 

千葉さんのカテコのご挨拶でも「明日海さんの大きな背中についていきます。」と絶大な信頼。 

お二人が醸し出すエドガーとアランの素敵な世界観は、お互いの信頼によって滲み出ているのかもしれません。

 

 

しかし総合芸術ゆえ、個人の努力や信頼関係だけではどうにもならない問題があるのですね。 

 

スニーカーのまま急遽舞台に上がり、何度も何度もトラブルを謝罪する小池先生の姿に心が痛みました。 

 

その小池先生の姿を真っ直ぐに見つめる明日海さん。どんなお気持ちだったのでしょう。 

 

「皆さんが待ちに待った1年数ヶ月ぶりの明日海りおの舞台は 本来もっと輝かしいものであったのに、本当に申し訳ありません。」 

 

先生、私はそんな風に思いませんよ。 

明日海さんは眩しいくらいに輝いておられました、というより、透明度が高すぎて透けるくらい美しく、全てにおいて素晴らしかったです。待ちに待った新明日海りお率いるカンパニーは 期待を遥かに上回る舞台を見せてくださいましたよ と言いたかった!!(暑苦しくてスミマセン😅) 

何はともあれ明日海さんの舞台はやっぱり良いなぁと実感したしだいであります。

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