観劇ブログ~SS席で見る夢B席で落ちる恋~

宝塚歌劇、ミュージカル、韓国ドラマ、国内ドラマ、演劇、映画、JPOP、KPOP、オペラ、歌舞伎などエンタメ大好き。観劇や鑑賞の感想を記します。。

2021星組ロミオとジュリエット初日観劇感想①ロックをやらせたら天下一品!

星組ロミオとジュリエット初日カーテンコール  

 

いきなりですが、ロミジュリ本編の感想よりも先に礼真琴さんのカーテンコールご挨拶を記したいと思います。

 

「このような状況の中、劇場に足をお運びくださりありがとうございます。劇場に足をお運びできず、初日の映像をスカイステージでご覧くださいました皆様ありがとうございました。(カメラ目線でお手手フリフリ)」  

 

「星組は2021年初めての公演となります。皆様明けましておめでとうごさいます。😃(客席、出演者一同、笑)」 

 

「久しぶりにマスクを取って組の皆と会えたのが嬉しかったです(左右の組子を見ながら)。そして、数日前に106期生のお顔を初めて見ました。(客席爆笑)」 

 

「私はロミジュリ3回目です。ロミジュリ4回目の英真さんのお力をお借りして…よろしくお願いいたします。(英真さんに向かってお辞儀。英真さんもニコニコお辞儀)」 

 

「本日は感染対策ご協力ありがとうございました。一公演一公演大切に演じてまいります。皆様気をつけてお帰りください。」

 

(ニュアンスです。) 

 

礼さんのご挨拶中 後ろの組子たちが終始ニコニコして、組の雰囲気がとても良いのが伝わってきました。

 

星組ロミオとジュリエット初日観劇感想

  (ネタバレありです。ご注意ください。)



一言でいうと、想像をこえて素晴らしい舞台でした。 

 

幕開きのモンタギューVSキャプュレットの緊張感あるダンスが力強くて一気に物語にひきこまれます。

 

一人一人がスピード感と力強さを保ちながらも大勢で動きがそろう。星組はロックを踊らせたら天下一品ですね。   

少人数でも舞台が狭く感じました。


そんなアスリート集団の中でも、すごい高いジャンプ!すごい綺麗なリフト!と視線を釘付けにしたのはひろ香さん。

 

両家の母たち

 

母親たちの湿度を帯びた歌声が 子供たちに憎しみの感情をジワジワと植え付けていきます。この冒頭の歌があるからこそ、物語の最後でロミオとジュリエットが死をむかえた時に歌う母親たちの和解の歌に心えぐられるのですね。

 

ティボルト愛月さん

 

赤の衣装がよくお似合いでスタイルが良く、大勢の中にいても一際目をひきます。 

外見はクールに装ってはいるけれど 内面の蠢きが全身からと歌声から強く発せられて、見ているこちらがヒリヒリします。

ジュリエットへの拗らせた思いからの決闘シーンの感情爆発、そして死までを緻密に組み立てられた演技が素晴らしかった。

 

ベンヴォーリオ瀬央さん

 

短髪がより顎ラインをシャープに見せて端正。どんなにロミオに振り回されてもロミオのことが大好きなのが伝わってくる愛らしい役づくりで、客席の笑いを誘っていました。

瀬央さんは舞台上でいつも、自分にもこんな友達がいたらいいなぁと思わせてくれますね。お人柄でしょうか。

 

マーキューシオ極美さん

 

シンメトリーのロングヘアにブルーの衣装、アイメイクのバランスなど、とにかくビジュアルパーフェクト。

好奇心旺盛で血の気の多い若者を全身で表現していて、一生懸命かつ時に見せる危うさが悲劇へと繋がるストーリーとリンクしてひきつけられました。

死んでしまう場面では客席からすすり泣きが。 

曲も難しく セリフも声を張り上げていることが多いので喉が少し心配です。 

 

ロミオ礼さん・ジュリエット舞空さん

 

全編を通じて想像以上にスペシャルなロミオとジュリエットです。 

というのも、今までの宝塚版ではない全く新しい解釈のロミオ像ジュリエット像。

 

従来のほんわかしたお坊ちゃんロミオがジュリエットを愛することによって強い意思と行動力や決断力が備わっていく…のではなく、もともと強さや聡明さをもったロミオが、皆の平和のために無意識で幼く振る舞っていて、ジュリエットと出会ったことで本当の自分が引き出されたような。      

礼さんの神がかった魅力的な歌も、否が応でも「死」を引き寄せてしまうのに一役かっていると思います。 

 

舞空ジュリエットは単純に明朗活発。(笑) 

ハキハキしていてちょっとワガママで、恋に恋する乙女全開で表情がクルクル変わる可愛い娘。 

バルコニーの場面で乳母に「すぐ行くってば~」の言い方が本当に10代の思春期女子のようで笑いに包まれました。

 

そして、舞空さんの歌声に力が宿っていて、自粛期間中にものすごくお稽古されたんだなぁと。 

歌でもジュリエットの心の描写がヒシヒシと伝わってきました。 

 

一人一人がパワーに溢れたそんなトップコンビだからこそ、恋に落ちた時のエネルギーたるや…エメの歌に切なさよりも生命のパワーを感じたのは初めてで、この二人なら結末を変えてくれるかも!?と変な期待をしてしまいました😅(苦笑) 

 

本編でちょっぴり残念なところ

 

衣装がちょっと…(多くは語りません) 

 

録音なので芝居の間を自由にとることができず急ぐ箇所がある。(これから芝居が深まれば深まるほど違和感がでてくるかもしれません)

 

  

さて、2021年星組ロミオとジュリエットは、本編の素晴らしさはもちろんですが、フィナーレがこれまた最高!! 

 

フィナーレとその他キャストの感想は次回へ続く… 

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